・対象:看護経験5年以上の実務経験者対象に専門的な看護を学びたい人
・あなた自身の病院で卒後5年のキャリアアップについて情報がなく詳しく知りたい方対象
どうやって資格をとっていくのという疑問を解決します!
資格習得までにかかる時間・費用はどれくらいかかるの?
資格習得までに要する時間
集中型 1年間(4月から翌年3月末まで)
教育基準カリキュラム600時間以上
試験内容
書類審査・試験・小論文・面接
※受講する学校により試験内容違います
※筆記試験(マークシート方式・四肢択一)100分
資格習得にかかる費用
約140万(授業料のみ)
他 受験料・交通費
認定審査料:51,700円(税込)
計200万円前後
認定看護師について
看護師として5年以上の実践経験を持ち(うち3年は認定看護分野の実務経験が必要)、日本看護協会が定める600時間以上の認定看護師教育を修め、認定看護師認定審査に合格することで取得できる資格(認定看護師認定証)です。審査合格後は認定看護師と しての活動と自己研鑽の実績を積み、5年ごとに資格を更新しています。
※准看護師は看護師ではないため受験資格がありません。
(A課程)認定看護分野
特定行為研修を組み込んでいない(A課程)認定看護分野は、21分野 が特定されています。
※2026年をもって教育終了(2029年まで認定審査実施)
※特定行為研修なし
感染管理(2001年8月から) Infection Control | 糖尿病看護(2002年8月から) Diabetes Nursing | 乳がん看護(2006年7月から) Breast Cancer Nursing |
皮膚・排泄ケア(1997年6月から) Wound, Ostomy and Continence Nursing | 認知症看護(2006年7月から) Dementia Nursing | 小児救急看護(2006年7月から) Pediatric Emergency Nursing |
緩和ケア(1999年6月から) Palliative Care | 摂食・嚥下障害看護(2006年7月〜)Dysphagia Nursing | 慢性心不全看護(2012年6月から) Chronic Heart Failure Nursing |
がん化学療法看護(2001年8月から) Cancer Chemotherapy Nursing | 脳卒中リハビリテーション看護(2010年6月から) Stroke Rehabilitation Nursing | 慢性呼吸器疾患看護(2012年6月〜)Chronic Respiratory Nursing |
集中ケア(1999年6月から) Intensive Care | 訪問看護(2006年7月から) Visiting Nursing | 透析看護(2005年8月から) Dialysis Nursing |
救急看護(1997年6月から) Emergency Nursing | 手術看護(2005年8月から) Perioperative Nursing | がん放射線療法看護(2010年6月〜)Radiation Oncology Nursing |
がん性疼痛看護(1999年6月から) Cancer Pain Management Nursing | 新生児集中ケア(2005年8月から) Neonatal Intensive Care | 不妊症看護(2003年8月から) |
(B課程)認定看護分野
特定行為研修を組み込んでいる(B課程)認定看護分野は、19分野が 特定されています。
※2021年5月から開始 ( )内は開始時期記載
※特定行為研修あり
感染管理 Infection Control | 手術看護 Perioperative Nursing | 糖尿病看護 Diabetes Nursing |
がん放射線療法看護Radiation Oncology Nursing | 小児プライマリケア Pediatric Primary Care | 乳がん看護 Breast Cancer Nursing |
がん薬物療法看護 Cancer Chemotherapy and Immunotherapy Nursing | 新生児集中ケア Neonatal Intensive Care | 認知症看護 Dementia Nursing |
緩和ケア Palliative Care | 心不全看護 Heart Failure Nursing | 脳卒中看護 Stroke Nursing |
クリティカルケア Critical Care | 腎不全看護 Nephrology Nursing | 皮膚・排泄ケア Wound, Ostomy and Continence Nursing |
呼吸器疾患看護 Respiratory Nursing | 生殖看護 Reproductive Health Care | |
在宅ケア Home Care | 摂食嚥下障害看護 Dysphagia Nursing |
学校お探しの方は、認定看護師教育機関入試情報をご覧ください。
※資料請求は各学校へお問い合わせください。
認定看護師 | 看護職の皆さまへ | 公益社団法人日本看護協会
認定後5年ごとに更新審査を実施
定看護師の更新条件
・認定看護師であること
・過去5年間看護実践時間2,000時間以上かつ自己研鑽実績50点以上を満たしていること
看護実践時間とは、病院やクリニック、施設などで看護師として働いた時間のことです。
基本的には、教育職の勤務時間は看護実践時間に入らないので注意しましょう。
ただし、以下の教育職に限り、年400時間を上限として看護実践時間として認められます。
・認定看護師教育課程の専任教員・主任教員
・大学・短期大学・専門学校などの看護師養成学校および大学院の教育職
認定看護師制度規定によって、認定看護師には継続的な自己研鑽が求められています。
自己研鑽実績には以下のような種類があり、それぞれ点数が決められています。
Ⅰ群・Ⅱ群ともに10点以上の取得をめざして、偏りがないようにしましょう。
更新手数料:30,800円
まとめ
認定看護師を目指すためには、5年の看護経験(うち3年間の認定分野の実務が必要であること)
2026年以降、(A課程)認定看護分野は(B課程)認定看護分野へ移行希望の認定看護師は特別研修を追加
受講し終了すること。また、A課程認定看護師の再認定審査は、永続的に実施。移行せず、A課程認定更新
審査を受け合格することで、A課程認定看護師資格を継続することもできます。
ただし、2021年度以降に初めて資格を取得するA課程認定看護師には、適用されません。
おまけ!
実際看護師をしながら資格習得をしている方は、一度仕事を退職し時間と金銭的な余裕がある方や
課長や師長クラスの方が、病院より特別休暇等を利用しているように思います。費用においては金
銭的な援助をしていただけるか、勤め先の病院に確認してみてください。
この、資格を取るにあたり、若い世代の方が資格に挑戦すること仕事とで看護の質が上がることや
自身スキルアップになります。実際に活躍している認定看護師を見ていると専門分野に特化してい
ることで訪問看護ステーションを開業し活躍している方もいます。
ぜひ皆さんが、この一歩を踏み出せますように!
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